お墓、火葬、葬儀の豆知識
よくある質問の項目 | |
火葬について | 戒名他 |
下記のようなニュースがありました | 動物霊園は安心か |
悪徳ペット葬儀業者にはご注意を! |
火葬について
日本は古来より火葬が一般的です。遺骨を大切にして、骨壷に納め供養してあげるのも結構ですし、土に埋めて自然に帰してあげるのも良いと思います。ご自分の所有地であればどこに埋められても法律的にはなんら問題はありません。
戒名他
参考:「葬式に坊主は不要」と釈迦は言った 北川紘洋、「今のお寺に仏教はない」遠藤誠、「浄土真宗本願寺派 河久保同行の部屋」インターネット
「日本人と民族信仰」 伊藤唯真
葬儀について
葬儀といえば葬儀業者と僧侶がいなければ執り行えない様になっている風潮です。しかし仏教がお釈迦様の教えの流れを汲むのであればおかしな話になってきます。お釈迦様は死後の世界については一切お話されていません。仏教はインドで発祥し中国、韓国を経て日本に伝わり、さらに日本で大きく変貌し現在の葬儀の形が出来上がりました。
死後、通夜までは自宅に遺体を安置する→儒教
通夜・告別式のとき会葬者が手を合わせる→儒教
読経が終わると導師が退席し、出棺は立ち会わない→仏教
出棺の際、家族・親族が棺を運び出す→儒教
荼毘に付す→仏教
お骨を大事にする→儒教
お清めの塩→日本古来の死生観 加持伸行氏『儒教とは何か』より
ということになるそうです。
今の仏教は葬式仏教ともよく言われますが、古来、日本では人間は霊魂と肉体の二つによって成り立っており、生きている間は一つだが、霊魂が分離した状態を死であるとみなして来ました。肉体は火葬であれそのときに処理をして終わりますが、霊魂はそうは簡単にいかない、これを祀って祭祀を重なることが必要であると考えていました。
自分に禍が降りかからないように、僧侶に追善の役目をお願いしたわけです。ここで仏教が関係してきて三十三とか年忌の数字が出てくるわけです。死んでから弔い上げまでの霊魂はちゃんと供養しないと祟るとか、害を与える霊になるというわけです。
三十三年も供養しますとその霊は祖霊となってご先祖様になるわけです。生前あんなに仲良しだったペットがみなさんに祟るなんて考えられますか?大切にされたペットであれば根拠の無い今の葬儀を変え、ご自分の満足いく供養をしてあげませんか?
戒名(法名:浄土真宗)について
皆さんは戒名と言うと死後の世界での新しい名前だと思っていませんか?実際は生前にいただく仏教徒としての名前です。俗人の名前から仏教徒の何某に生まれ変わるという意味でつけてもらう名前であって、死んでからの戒名などまったく意味がありません。
親鸞聖人は自らを「釈(釋)親鸞」となづけています、たった3文字ですね。阿弥陀如来さまの前には「全てが平等」で有らねばならない教えからしても、戒名が有料であったり、文字数が多いほうが偉いという考えには同意できません。もし位牌を作られるのでしたら生前の名前か、生きていたときを偲び一番適した戒名を考えて下さい。作らせいただきます。
○○居士○○院について
本来は生前仏教に対して貢献した方に対して、なにも持っていないお寺さんがせめてもの気持ちで死者に対して送ったものが○○居士などの院号です。それを死後にお金で買おうというのが今のシステムで、僧侶も金儲けに走りランク付けを行ってこのぐらいの布施ならこの程度の院号でいいだろうという、法然・親鸞・蓮如上人などの考えを無視した行為を行っています。
お経について
“亡くなった人の霊を慰める、祟りがおこらないようにするために”お経を利用しています。がお経は本来そんなことの為に説かれたのではありません。お経が漢文で私たちにはわけが分からないので、「あれは私たちにはわけがわからないが、死んだ人にはわかっているのだろう」という具合になるのだろうと思います。
お経は生きている人の為に読んでいるものですが、われわれがまったく意味不明なので、勝手に供養の為に読んでいると思っているのです。お経をあげるのは亡くなったペットのためではなく皆さんが安心するためなのです。
開眼について
お墓を建立したり仏壇を購入したときに開眼が行われます。これはお墓はただの石であり、仏壇はただの箱で僧侶が読経して初めて礼拝の対象になる事が出来る、つまり僧侶が読経して“魂を入れた”そうである。
まったく僧侶の金儲け手段であって、みなさんが拝んでいる対象は、子供のように可愛がっていたペットであって石や箱を拝んでいるのではありません。墓や仏壇はあくまでも大切な事を忘れないための記念碑です。
49日(中陰)について
中陰とは、「中間的存在」という意味です。「中有」ともいい、古くは持統天皇の四十九日が四大寺(大安寺
・薬師寺・元興寺・興福寺)で行われています。奈良時代に入ると死霊は死後十七年、三十三年後に神になるという“とむらい上げ”と死霊はご先祖様、祖霊として子孫の生業を守るという考え方が定着していきます。こうした考え方は儒教のものですが、仏教は巧みに取込んで、これに仏教的な意味を後で付け加えたものです。
つまり、中陰とは、人が死んで次の世に生まれ変わるまでの期間のことをいい、七日ごとをひとつの節とし、段階を経て進んでいくと考えられます。次の世に到達するためには、「この七日間を七回繰り返さなければならない」というのです。だから「四十九日」とも言われ、残された人々は、「ひとつの節を迎えるごとに追善の法要を勤めて、死者の冥福を祈る」という習俗を利用して、お布施の回数を増やそうという企みです。
しかし、お釈迦さまの教え(仏教)に、そのようなことは記述されていません。そして、霊魂の存在を否定することも知っておくべきことです。私は亡くなった死者を追憶する機会として49日・初七日・祥月命日に行うのは賛成ですが、仏教は“生きていく上での教え”です、僧侶があげるお経よりも皆さんが行う供養の方が亡くなったペットも喜ばれるでしょう。
下記のようなニュースがありました。
愛犬が見つめると飼い主に「変化」 ホルモン上昇、きずな強まる
2009.1.24 08:56
大きな目で人間を見つめるラブラドルレトリバーの雄(永沢美保・麻布大助教提供)
愛犬に見つめられると、相手への信頼感やきずなを強める働きのあるホルモン「オキシトシン」が飼い主の体内で増加することを、麻布大と自治医大の研究グループが確認した。
オキシトシンは、哺乳(ほにゅう)類の母子関係や夫婦のきずな形成に関係しているとされるが、異種間での作用が確かめられたのは初めて。「見つめる」という行為がオキシトシン増加を招くことについて、永沢美保・麻布大助教(比較認知科学)は「『目は口ほどに物を言う』と言われるが、人間と犬の間でも視線が重要なのだろう」と話す。
研究グループは55組の飼い犬と飼い主で実験。室内で1組ずつ30分間触れ合ってもらい、飼い主の尿に含まれるオキシトシンの濃度を測定した。すると、事前アンケートで犬との関係が「良好」と判断された飼い主13人では実験後に濃度が大きく上昇したが、「普通」の42人では変化が無かった。
動物霊園は安心か
ペットの骨 袋詰め保管 兵庫の動物霊園“墓ない”現状 (1/2ページ)
2008.9.4 00:06
宝塚動物霊園にある共同墓地。底部に骨を収容するスペースがある=兵庫県宝塚市 兵庫県宝塚市の
「宝塚動物霊園」で、共同埋葬するために火葬したイヌやネコなどの動物の骨の一部が土(ど)嚢(のう)袋に収容されたまま、埋葬できない状態に陥っていることが3日、分かった。
共同墓地の収容量が飽和状態になったためで、保管されている遺骨の詰まった土嚢袋は1000袋近くに上っている。運営会社は新たな共同墓地を設置する方針だが、利用者からは「埋葬してくれていると信じていたのに…」との憤りの声も上がっている。
運営会社によると、共同墓地は、建屋底部に納骨スペースを設置し、火葬された骨を埋葬する仕組みで、
埋葬料は1体約5000円。共同火葬したペットの骨などを納骨している。1日平均9体の骨を埋葬しているが、納骨スペースが飽和状態となっており、現在は骨の一部を共同墓地の納骨スペースに埋葬し、残りを土嚢袋に詰めて保管しているという。
霊園は経営者がたびたび変わっているが、これまでの経営者が共同墓地の増設などの対応を取っておらず、骨の一部だけを共同墓地に納骨する対応は、現在の運営会社が経営を引き継いだ平成15年1月以前からあったという。
今の運営会社は「今は袋に入れているが、これが良いとは考えていない。今年中に新しい共同墓地をつくり、そこに埋葬したい」としている。
悪徳ペット葬儀業者にはご注意を!
1.悪徳ペット葬儀会社は引き取ったペットを供養せずに、産業廃棄物業者または行政のゴミ処理として横流しする業者のことです。
2.ペット葬儀を行い火葬後に残った骨を川や海、または山林へ不法投棄する業者のことです。
3.ペット火葬料金以外に強引にオプション料金などを請求する業者のことです。
4.ペット葬儀やペット火葬を依頼する時に高額な壷や位牌の購入を迫ってくる業者のことです。
5.引き渡したペットと異なる骨を返骨する業者のことです。
6.出張で火葬する時に、半焼けの状態でいきなり料金の値上げを要求する業者のことです。
(値上げを断ると自宅の前に放置したまま帰ってしまいます)
悪徳業者に騙されない為の確認
1.予約するときは必ず料金・立会い出来るか等確認をするようにしましょう。
2.体重が分からない場合は、何キロ〜何キロの範囲の価格設定を確認するようにしましょう。
3.オプション料金などの設定がある場合は事前に内容と価格の確認をするようにしましょう。
4.近所での評判を調べましょう。